赤ちゃんは普段から1日のうちにたくさん汗をかいたり、おしっこをしたりしますよね。
暑い夏は特に汗の量が増えてきます。
また、感染症にかかったりして下痢・嘔吐があるとそれだけで大量の水分を失ってしまいます。
今日は自分で喉が乾いたなんて言えない赤ちゃんの脱水症状の見分け方と脱水症状になっている時の対処方法、普段から脱水症状にならない為の予防方法について書いてゆきますね。
目次
赤ちゃんの脱水症状の見分け方
何はともあれ、脱水症状の見分け方について書いてゆきますね。
初期の脱水症状は?
ちょっと気温の高い時期が続いたり、赤ちゃんの体調が悪かったりしている時には
- おしっこの量がいつもより少ない
- おしっこの色がいつもより濃い
- ウンチが硬い
- 汗の量が少ない
- 唇や口の中が乾燥している
- 赤ちゃんがグズグズしていて、泣いているようなのに涙が出ていない
こんな症状がありましたら、脱水の初期症状かもしれません。
すぐに対処しましょう。
初期の脱水症状の対処方法は?
まずは水分の補給です。
- ミルク・母乳をあげる
- 白湯・麦茶をあげる
- 経口補水液をあげる
- ポカリスエットをあげる
でしょうか。
水分の補給をした後、小児科に相談をおすすめします。
もちろん水分を補給して症状が改善するのであれば様子を見ても良いかもしれませんが、やはり心配ですよね。
心配事はない方が絶対に良いです!
小児科の先生に相談して受診を進められれば受診を、様子見で大丈夫となればそれで安心ですよね。
重症な脱水症状は?
赤ちゃんの水分はあっという間に失われている時があります。
- おしっこが出ていない
- 汗が出ていない
- ボーっとしている
- 寝てばかりいる
- 高熱が出る
- 痙攣する
- 肌にハリが無い
重度の脱水症状の対処方法は?
こういった症状があったらすぐに病院へ行ってください!!
今日はお昼寝が長いな?と思っているすきに脱水症状が進んでいることもあります!
気づいたらすぐに病院へ行ってください!!
赤ちゃんの脱水症状が進みやすい訳は?
赤ちゃんは普段からちょっとした事で体温が上がりやすく、寝起きや少し泣いたあとは赤ちゃんの体が熱くなっていますよね。
赤ちゃんはそんな時に体を冷やすために沢山の汗をかくんです。
また、赤ちゃんっておむつ見るとしょっちゅうおしっこをしているんですよね。
これは膀胱の発達が未発達なため、おしっこを膀胱に貯めることがまだできないので、すぐにおしっこをするためです。
体の中の水分量も多く、成人であれば60%、新生児80%、乳児70%の水分が必要です。
なのに、小さな体で沢山の汗をかくので水分も失われやすいんですよね(>_<)
体調の悪い時などに、下痢・嘔吐の症状が重なると更に水分が失われる為、脱水症状の危険が高くなります。
あぶない!と思ったらすぐに水分補給をしてあげてくださいね!!
脱水症状になった我が家の次女の場合
我が家の次女も脱水症状になった事があるのですが、その経験を書きますね。
1歳になった頃で離乳食もだいぶ進んでいる時期でした。
熱が出たので受診して風邪と診断していただいて、そんなに高熱が出るわけでもなく、微熱程度の熱で自宅で療養していたのですが、なかなか熱が下がらないこととが心配で小児科にもう一度受診しました。
離乳食は普通に食べていて、すごく元気なわけでもないですがそんなにグッタリしている状態でも無く・・・。
おしっこも普通に出ていて、なかなかお熱が下がりきらなくて心配だなぁ。早くお熱が下がれば・・・。
と思ってもう一度受診したんですよね( ̄▽ ̄;)
そしたらですね。
診察の時にグズグズっとしたんですよ。
で、ウェーーーーんって言っていたんですが、言っている割には涙が出てないなぁ( ̄▽ ̄;)
って思っていたら、
先生に
お母さん!脱水症状です!!
え(゚д゚)!
みたいな・・・。
その場で、おしっこが出るまで点滴を4本しました(>_<)
ホント脱水症状になっているなんて夢にも思っていなくてビックリしました!
だって、おしっこが出ていないなんて事もなく、離乳食もちゃんと食べていて、思い当たる事がなかったんですよね(・・;)
先生にその旨を聞いてみたら小さい子は突然症状が出ることもあるそうで、たぶん次女の場合は症状がでるギリギリで気がつかなかったのかもしれないとのことでした(>_<)
ホントもっと注意深く見ていたら!!とすごく後悔したのを覚えています。
赤ちゃんの脱水症状の予防には?
とにかく水分補給を忘れないようにしましょう。
授乳やミルクの時間に赤ちゃんがよく寝ていると、
「よく寝ていて起こすの可哀想だから、起きてからにしようかな?」
なんて思ってしまいますが、昼間に時間になったらなるべく授乳した方が良いですね。
あとは麦茶や白湯をこまめに飲ませてあげるのも良いです。
麦茶や白湯など、母乳やミルク以外の飲み物の飲める時期はこちらに書いています
「赤ちゃんの脱水症状の見分け方と対処方法は?予防するにはどうする?」のさいごに
我が家の例でもありますが、赤ちゃんは脱水症状でも病状でもあっという間に進んでしまう時があります。
まだまだ「喉が乾いた」とか「ここが痛い」とか「辛い」とか・・・。
何も言えない赤ちゃんです。
注意深く見守ってあげたいです。
暑い夏にも気をつけてくださいね!!
あ!
脱水症状は赤ちゃんもですが、ママも気をつけてくださいね。
赤ちゃんばかり気にしていて、自分が脱水している・・・。
なんてこともあります!!
授乳中ママの脱水についてはこちらにも書いています
あわせて読んでくださいね。
ではではぁ~